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【石川】夕闇に浮かぶ 癒やしの夜桜 能登鹿島駅、山王川沿いで

ジャンル・エリア : イルミネーション | 石川 |   2020年04月09日

(上)ぼんぼりの柔らかい光に照らされた桜=穴水町ののと鉄道能登鹿島駅で (下)ライトアップされた山王川沿いの桜並木=穴水町川島で

(上)ぼんぼりの柔らかい光に照らされた桜=穴水町ののと鉄道能登鹿島駅で (下)ライトアップされた山王川沿いの桜並木=穴水町川島で

 穴水町では、のと鉄道能登鹿島駅と同町川島の山王川沿いの2カ所で、ぼんぼりやライトが桜を照らし、夜桜を楽しめる。

 能登鹿島駅では1日から、ぼんぼり70個の点灯が始まった。桜のシーズンに雰囲気を盛り上げようと、40年以上前から地元の老人クラブ「根木校下福寿会」が設置。7日には桜が見ごろを迎え、柔らかい光が桜や駅周辺を照らしている。点灯は桜が散るまで続き、夕暮れ時から午後11時まで。

 山王川沿いには、約150メートルにわたって16本の桜が並ぶ。それぞれに桜が映えるような角度でライトが設置されており、7日から点灯を開始した。この日はまだ三分咲きほどだったが、川面にライトアップされた桜が映し出され、幻想的な雰囲気を醸し出した。

 ライトアップは今年で3年目。のと鉄道穴水駅からほど近い桜の名所をPRしようと町が始めた。のと里山海道の越の原インターチェンジから町中心部に至る道の途中に位置し、町観光交流課の担当者は「このご時世なので見に来てとは言えないが、車で通り掛かった時に見て癒やされてほしい」と話した。点灯は午後6~10時。(森本尚平)