ジャンル・エリア ： グルメ | 富山　 2020年04月28日

ドライブスルー方式で販売するテークアウトのランチ弁当＝小矢部市岡で

　小矢部市岡のモツ煮込みうどん店「手延べうどん田舎小矢部店」と居酒屋「Ｂｒａｓｓｅｒｉｅ　ＭＡＮＤＯ（ブラッセリー・マンド）」は２７日、新型コロナウイルス感染拡大の影響で客足や売り上げが減少している現状を少しでも打開しようと、共同でドライブスルー方式の弁当販売を開始した。感染拡大の影響により、テークアウトを始めた同市内の飲食店で、ドライブスルー方式を導入するのは初。ランチとして各種弁当を扱い、販売時間は午前１１時～午後２時。売り切れ次第終了する。

　手延べうどん田舎小矢部店は日替わり弁当（７００円）、カツカレー（６５０円）など７種類。山岡智一店長（５１）は「店が小矢部、高岡両市境で住宅街から離れているので通過されてしまう。ドライブスルーで少しでも立ち寄ってもらえる機会をつくりたい」と期待する。

　隣接する「Ｂｒａｓｓｅｒｉｅ　ＭＡＮＤＯ」の河原茜店長（４２）もドライブスルーに賛同。ハンバーグ弁当や焼きそば弁当（各４００円）などを並べた。河原さんは「少しでも店の味を楽しんでもらえれば」と話す。価格は両店とも税込み。

　山岡店長は「外食もできずに自宅で我慢している子どもに食べてもらい少しでもストレス解消になれば」と話す。

　両店ともテークアウトを事前に注文すればドライブスルーで受け取ることもできる。予約注文は手延べうどん田舎小矢部店＝電０７６６（６７）６３３８、Ｂｒａｓｓｅｒｉｅ　ＭＡＮＤＯ＝電０７６６（６８）０１７５＝へ。手延べうどん田舎小矢部店は不定休。ＭＡＮＤＯは水曜定休だが、連休中は営業する予定。

　（武田寛史）