ジャンル・エリア : まちおこし | 三重 | 生き物 | 自然 | 花 2020年05月21日
熊野市飛鳥町小又のビオトープ「めだかの学校」で、スイレンの花が咲き始めた。8月上旬まで楽しめそうだ。
住民が管理する約1500平方メートルの池で今月初めに開花し、白や赤、黄色のスイレン100輪以上が咲き渡っている。池には約1万匹のメダカが泳いでいる。
地元の農業の故小畑満さんが2002年に地域おこしのために休耕田を整備し、池を設けたのが始まり。小畑さんが08年に亡くなると荒れてしまったが、集落支援員の向井岩夫さん(67)が09年から2年がかりで復活させた。
現在も草刈りなどの世話をしている向井さんは「スイレンは癒やしをくれる。新型コロナウイルスの影響で県をまたぐ移動は自粛が求められているため、地元の人に見てほしい」と話している。
(木造康博)