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【福井】信長の朝倉氏攻めに迫る 美浜の歴史資料館

ジャンル・エリア : 展示 | 歴史 | 福井  2020年05月26日

織田信長と国吉城について説明する大野館長=美浜町佐柿の若狭国吉城歴史資料館で

織田信長と国吉城について説明する大野館長=美浜町佐柿の若狭国吉城歴史資料館で

 織田信長が国吉城(美浜町)に入城して450年目になるのを記念した企画展が21日、同町佐柿の若狭国吉城歴史資料館で始まった。信長による越前朝倉氏攻めを紹介。特に国吉城に滞在した3日間と、「金ケ崎の退き口」と呼ばれる撤退戦にスポットを当てた。7月26日まで。

 資料館によると、1570年4月、信長が豊臣秀吉や徳川家康らを率いて国吉城に入城し、朝倉氏討伐の本陣とした。若狭国衆を加えた軍勢は敦賀に乱入。天筒山城を攻め落とし、金ケ崎城は降伏開城した。そして木ノ芽峠を越えようとした際、浅井長政勢が背後から侵攻中との報に接し、撤退に追い込まれた。

 企画展では、パネルや国吉城跡、金ケ崎城跡などの写真、軍記の写本3冊など計約30点で解説している。写本は、いずれも朝倉氏攻めに携わった地侍の軍記をもとに江戸時代の別々の時期に書き写された。

 写本には、信長が国吉城に来たことや布陣、籠城戦に参加した地侍を招いて、ねぎらったこと、城の立地や風景を褒めたことが記されているという。

信長の入城などが書かれた軍記の写本=美浜町佐柿の若狭国吉城歴史資料館で

信長の入城などが書かれた軍記の写本=美浜町佐柿の若狭国吉城歴史資料館で

 大野康弘館長は「明智光秀は信長らとともに国吉城に来た可能性が高く、金ケ崎の退き口を戦ったことを伝える資料もある。大河ドラマの『麒麟がくる』では新しい光秀像が描かれます。ここでの出来事が、のちの歴史に影響を与えたことを知ってほしい」と来場を呼び掛ける。有料。休館は月曜(休日の場合は翌日)、祝日の翌日。

 (問)若狭国吉城歴史資料館=0770(32)0050

 (沢田一朗)

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