ジャンル・エリア : 三重 | 展示 | 水族館 | 生き物 2020年06月03日
鳥羽水族館(鳥羽市)で、触覚の付け根から尻尾までの体長が38センチ、体重2.14キロの巨大伊勢エビが展示されている。飼育担当の高村直人さん(52)によると、市場で一般に見られる伊勢エビの体重は200~300グラムで、約10倍の重さだ。
同館によると、南伊勢町の5ケ所湾で捕獲され、同町の魚介類販売事業者が競りで落札して5月下旬に寄贈した。10年前にも同じ事業者から2キロ級の伊勢エビを寄贈されたことがある。
高村さんは「10年で1個体が見られるかどうかの大きなサイズ。伊勢エビの寿命はよく分かっていないが、体重1キロになるまで10年ほどかかるとされる。何年でここまで育ったのかは不明だが、最大級の大きさではないか」と話している。
(北浜修)