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【静岡】「真田紐」後世に残したい 駿府匠宿で工芸品展示

ジャンル・エリア : 展示 | 工芸品 | 歴史 | 静岡  2020年06月16日

真田紐で作られた作品が並ぶ会場=静岡市駿河区の駿府匠宿で

真田紐で作られた作品が並ぶ会場=静岡市駿河区の駿府匠宿で

 真田幸村の父、昌幸が由来の「真田紐(ひも)」を使った工芸品の展示が、駿府匠宿(静岡市駿河区)で開かれている。23日まで。

 地元「創房荻須」の内山あき江さん(59)が、12年前に制作を始めた。父親の荻須豊さん(87)が手掛けるびょうぶに使っていた真田紐で、首に下げるストラップなどの日用品を約40種生み出した。

 30年以上、真田紐を仕入れてきた浜松市の製造元から、需要が減っていることを聞き、残していきたいと始めた。真田ファンに人気があるという。

 内山さんは「色とりどりの紐や、最近手掛け始めたバッグを見てほしい」と話した。販売もしている。 (保坂千裕)