ジャンル・エリア : 果物 | 近畿 2020年06月17日

収穫の時期を迎え、青々と実る梅の実=大津市大石龍門で
大津市大石龍門の和菓子製造「叶匠寿庵(かのうしょうじゅあん)」の「寿長寿(すない)の郷」の梅林で、梅の実が収穫期を迎えている。
梅林では、大粒で桃のような香りの強い「城州白梅(じょうしゅうはくばい)」約1000本を栽培。梅雨の後には、直径4.5センチ以上になる実もあるという。和菓子などの材料用だが、一般客も7月7日まで有料で、梅狩りを体験ができる。
梅雨の中休みとなった16日は、家族連れなどが梅の実を摘んで楽しんでいた。草津市の主婦(71)は、「大きい実を摘んで梅ジュースを作りたい」と話した。
梅狩りは1人500円で、持ち帰りは1キロにつき1080円。例年開催の梅酒づくり体験など一部のイベントは、新型コロナウイルス感染防止のため休止している。水曜定休。 (横田信哉)