【本文】

  1. トップ
  2. お出かけニュース
  3. 【岐阜】武将と茶の湯に思い巡らせて 可児で企画展

【岐阜】武将と茶の湯に思い巡らせて 可児で企画展

ジャンル・エリア : 展示 | 岐阜 | 工芸品 | 文化 | 歴史  2020年06月18日

各時代の茶わんなどを並べた会場=可児市久々利柿下入会の荒川豊蔵資料館で

各時代の茶わんなどを並べた会場=可児市久々利柿下入会の荒川豊蔵資料館で

 戦国武将のたしなみの1つ、茶の湯文化の歴史や各時代の作品などを紹介する企画展「戦国期の茶陶」が、可児市久々利柿下入会の荒川豊蔵資料館で開かれている。市ゆかりの明智光秀が開いた茶会の内容に関するパネル展示もあり、焼き物を見ながら当時に思いをはせることもできる。9月13日まで。 (織田龍穂)

 展示は花フェスタ記念公園で開かれている大河ドラマ館を含む「明智光秀博覧会」の関連企画。死と向き合う戦国乱世の中、武将らが心のよりどころとした茶の湯にスポットを当てた。

 今回は15、16世紀の作品を中心に室町から桃山、江戸から近現代まで幅広い時代の茶わんや茶入など48点を並べた。中国からの船来品「唐物」が好まれた時代から、ゆがみや地味な色合いといった「足りなさ」に美を見いだした和物の時代への移り変わりなど、時代ごとの器の形や色などの特徴がよく分かるようになっている。

 パネル展示では光秀が開いた茶会に関する史料や用いられた茶道具のリストなどを紹介している。当時、織田信長は武将の茶会を許可制としていたが、1578(天正6)年からの4年間で光秀が開いた茶会は十数回と多く、信長が光秀を高く評価していたことが分かるという。

 同館学芸員の加藤桂子さんは「戦国時代の武将たちが戦いだけではなくお茶にも注目していたことを知ってもらえれば」と話す。

 入館料は一般210円、高校生以下無料。学芸員による展示解説は21日、7月11日、12日、8月16日、30日の午後1時半から実施。全3回のやきもの講座「戦国武将と茶の湯」も期間中に開催する。月曜と8月11日は休館。(問)同館=0574(64)1461

旅コラム
国内
海外