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【静岡】藤枝が発祥 朝ラー文化盛り上げ

ジャンル・エリア : まちおこし | グルメ | 静岡  2020年06月24日

新商品の「冷たい中華そば」を手にするセブン−イレブンのオーナーら=藤枝市役所で

新商品の「冷たい中華そば」を手にするセブン−イレブンのオーナーら=藤枝市役所で

◆県内セブン−イレブンきょうから第3弾発売

 藤枝市と地域振興などで包括連携協定を結ぶセブン−イレブン・ジャパン(東京)は24日、藤枝の食文化として浸透する「朝ラーメン(朝ラー)」の新商品を、県内730店の全店舗で発売する。

 朝ラーは、早朝の仕事を終えた茶農家が食べていたのが発祥とされる。温かいものと冷たいものを同時に食すのが藤枝流の味わい方だ。

 今回の商品は、2019年7月と10月に続く第3弾で「冷たい中華そば」。専用工場で仕込んだスープを日にちを置かずに出荷することで、風味や鮮度を保ったまま食べられる。価格は390円(税抜き)。

 23日に市役所であった発表会で、同社の担当者が北村正平市長に「昨年の販売実績に大変驚いている。藤枝の朝ラー文化を発信し、地域をもり立てたい」と告げた。北村市長は「この商品を機に、藤枝の朝ラー文化が一層広まってほしい」と応じた。 (大橋貴史)