ジャンル・エリア ： 工芸品 | 特産 | 石川　 2020年06月26日

上品で色柄豊かな組みひも＝金沢市東山の高木糀商店で

　江戸時代に創業した東京都の組みひも製造会社「道明」による展示販売会（北陸中日新聞後援）が２５日、金沢市東山の高木糀商店で始まった。色や柄のバリエーションが豊かな帯締めがそろう。３０日まで、入場無料。

　高木糀商店が主催。道明の帯締めは伸縮性があり、よく締まるのを特長としている。会場には、職人が１つずつ手染め、手組みした３２０本がずらり。ひし形の柄が浮かび上がる唐組（からくみ）や、Ｖ字の笹浪組（ささなみぐみ）などさまざまな組み方のひもがそろう。

　価格は１万５０００～１７万円ほど。道明の森智史さん（３８）は「色や柄が豊富にあるので、ぜひ帯を持ってきていろいろと試してみてほしい」と話している。

　時間は午前１０時から午後６時まで。（問）高木糀商店０７６（２５２）７４６１　（高橋雪花）