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【三重】茅の輪くぐって息災に 鳥羽・金胎寺で30日まで

ジャンル・エリア : イベント | 三重 | 神社・仏閣  2020年06月29日

無病息災などを願い、輪をくぐる人々=鳥羽市の金胎寺で

無病息災などを願い、輪をくぐる人々=鳥羽市の金胎寺で

 鳥羽市の金胎(こんたい)寺(鳥羽三)で、無病息災、疫病退散を願う「茅(ち)の輪くぐり」が行われている。30日まで。

 境内に組まれた竹の枠(縦横ともに約3メートル)内に輪を設置。輪は寺の奉賛会メンバーらが市内で刈り取ったススキを素材にした。両脇には、鹿児島県・奄美大島から奉納されたマコモを立て掛けた。参拝者らは輪をくぐることを数回繰り返し、お堂の前で無病息災などを祈った。

 住職の長谷密賢(みっけん)さん(35)によると、古来マコモは「気」を浄化するとされ、神事や祭事に用いられてきたという。長谷さんは、コロナ禍を念頭に「身体健全への願いを込めた。地域の皆さんへの影響が少しでも和らげば」と期待した。輪は、30日午後3時ごろには撤去する。 (北浜修)