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【滋賀】黒子テーマの作品展 愛荘「るーぶる愛知川」

ジャンル・エリア : 芸術 | 近畿  2020年07月06日

抽象的なオブジェや絵画が展示されている会場=愛荘町の愛知川駅構内にある「るーぶる愛知川」で

抽象的なオブジェや絵画が展示されている会場=愛荘町の愛知川駅構内にある「るーぶる愛知川」で

 関西をはじめ全国の作家による現代アート展「CAF.Nびわこ展」が愛荘町愛知川駅構内「るーぶる愛知川」で開かれるのを前に、実行委メンバーによる“プレ”作品展が同会場で開催されている。31日まで。入場無料。

 CAF.Nびわこ展は、毎年夏に大津市で開かれており、今年で11回目。新型コロナウイルスの影響で会場やスケジュールなどが例年から変更になり、今年は愛荘町で開かれることに。「今だからこそ新しいことをやってみよう」と、画家や彫刻家などで構成する実行委のメンバー13人が舞台の裏方を意味する「黒子」をテーマに15作品を展示した。

 木の彫刻から上に向かって伸びている白い階段の隙間に人が挟まっているような抽象的なオブジェや、4つのパネルにアクリル絵の具を自由に塗りたくった作品などが床や壁に配置されている。

 実行委代表の藤原昌樹さん(51)は「裏方が表に出たときどれだけ楽しめるかを大事にした。コロナ禍で疲れた心をアートの力で和ませたい」と話した。「CAF.Nびわこ展」は来月1日から30日まで。 (倉掛雅史)