ジャンル・エリア : 神社・仏閣 | 福井 | 自然 2020年07月20日
久しぶりに夏の日差しが戻った19日、勝山市の平泉寺白山神社では、境内一面に広がったコケが見頃を迎えた。訪れた家族連れらは、雨にしっとりぬれて輝く日本の美を堪能していた。
同市内の最高気温は昼ごろには30度を超えて真夏日になったが、参道に一歩踏み込むと涼しい風が吹き抜けて別世界。木立をすり抜けてコケの緑に差し込む木漏れ日が、刻一刻と模様を変えていた。
「きれいやなあ。身も心も洗われるやろ」「コロナも死ぬ?」。家族連れの会話が、静まり返った境内に響いた。
(福田正美)