ジャンル・エリア : 富山 | 展示 | 自然 | 花 2020年07月20日
県中央植物園(富山市婦中町上轡田)で企画展「水辺の妖精―姫スイレン展」が開かれている。入園口付近に見ごろを迎えた15品種が並び、来場者の目を楽しませている。
姫スイレンの学名は、水の妖精ニンフにちなみ「Nymphaea(ニムファエア)」と呼ばれ、一般的なスイレンと比べて小ぶりなサイズが特徴。「ヒツジグサ」という品種は北半球の温帯のほか、県内のため池などにも自生し、白い花を咲かせる。
姫スイレンは家庭でも栽培が可能で、水鉢や肥料を用いた栽培法がパネルで展示されている。同園企画情報課の東義詔(あずまよしつぐ)主任は「観賞して、実際に花を育てるのにもチャレンジしてほしい」と呼び掛けている。
主に午前10時から午後2時の間に花を咲かせる。企画展は8月5日まで。(問)同園076(466)4187
(山岸弓華)