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【岐阜】来館証発行、季節ごとデザイン変えます 可児の大河館

ジャンル・エリア : イベント | テーマパーク | 岐阜 |   2020年07月21日

来館記念証をPRするスタッフ=可児市瀬田の大河ドラマ館で

来館記念証をPRするスタッフ=可児市瀬田の大河ドラマ館で

 可児市瀬田の花フェスタ記念公園内にある「麒麟がくる ぎふ可児 大河ドラマ館」は20日、訪れた人向けに「来館記念証」の発行を始めた。季節ごとにデザインが変わり、何度来ても楽しめる。 (織田龍穂)

 記念証は縦15センチ、横10.5センチで御朱印ほどの大きさ。明智光秀の家紋とされる「桔梗(ききょう)紋」の判が中央に大きく押され、ドラマ館の名前が入る。文字は市内の書道教室の指導者が毛筆で書いたものを印刷。判はスタッフが1枚ずつ手で押している。判の色は今後、種類を増やしていくことを検討している。

 右下には地元に関連した風景の写真を入れる。7月中のデザインは田んぼで、光秀が生まれ育ったという説がある「明智荘」をイメージ。季節に応じて変えていく計画で、8月はヒマワリ畑、9月は実る稲穂、10月は秋のバラを予定している。

 記念証は、訪れた人に喜んでもらおうと企画した市大河ドラマ活用実行委員会の独自の取り組み。御朱印や城跡を訪れた人向けの「御城印」などの人気が高まっていることにも着目した。ドラマ館の入館者は全員、入り口で無料でもらえる。

 市の担当者は「友人や家族への土産話をする際、記念証を片手に話題を広げてもらえれば」と話した。

 ドラマ館は午前9時~午後5時で、入館料は一般500円、小中高生200円、未就学児無料。