【本文】

  1. トップ
  2. お出かけニュース
  3. 【三重】志摩の魅力凝縮、バゲットサンド 移住の3女性が賢島に専門店

【三重】志摩の魅力凝縮、バゲットサンド 移住の3女性が賢島に専門店

ジャンル・エリア : まちおこし | グルメ | 三重  2020年07月21日

「カフェ エントラーダ」を運営する(左から)森さん、横山さん、小掠さん=志摩市阿児町神明で

「カフェ エントラーダ」を運営する(左から)森さん、横山さん、小掠さん=志摩市阿児町神明で

 志摩市に移住した3人の女性による、テークアウトのバゲットサンド専門店「Cafe Entrada(カフェ エントラーダ)」が、同市阿児町の賢島内でオープンした。地元の食材をふんだんに使い、3人は「魅力にあふれた志摩という地域のPRにもつなげたい」と意気込む。 (山村俊輔)

 店舗は英虞湾を周遊できる賢島エスパーニャクルーズや志摩町の間崎島、和具地区への定期船の船着き場の近く。志摩地中海村(浜島町)や志摩自然学校(大王町)を結ぶ海上タクシーを運営している「Entrada賢島」の施設内にある。

 運営するのは名古屋市出身の森明日香さん、東京都墨田区出身の横山希代子さん、大津市出身の小掠絵美子さんの3人。普段はスポーツ栄養の講師を務めていたり、花のように見えるフラワーケーキ教室を主宰したりしており、おのおのの持ち味を商品に生かしている。

 商品は常時7~8種類を販売。丸仙製パン(阿児町)のバゲットを使い、「肉の喜多家」(浜島町)が開発したブランド商品「志摩のあおさ豚」を使ったフランクフルトのサンドや、「川口農園」(同)が手掛ける南張メロンを使ったフルーツサンドなどが並ぶ。あんこを花のように盛り付けた一品や南伊勢町内で取れるミカンを使ったチキンサンドなどもある。

 エントラーダは、スペイン語で「玄関口」という意味。森さんは「伊勢志摩の食材を詰め合わせたバゲット。魚介類だけでなく、野菜や果物、肉にいたるまで、伊勢志摩は食が豊かであることを、賢島という海の玄関から伝えていきたい」と話す。

 営業時間は午前10時〜午後5時。木−日曜の営業。売り切れ次第終了する。(問)カフェ エントラーダ=080(4217)1237