ジャンル・エリア : 展示 | 静岡 2020年07月28日
子どもたちが作った灯籠の明かりを楽しむ「第8回ゆかたで夕涼み」が、湖西市駅南の西部地域センターで開かれている。ペットボトルで作った個性豊かな作品を8月1日まで展示する。 (片山さゆみ)
会場には、微笑こども園、きらきら保育園、PEVEモリの子保育園、おかさきこども園の園児が作った約200個が並ぶ。紙をいろいろな形に切り抜いて光が漏れるようにしたり、顔や手を描いた紙を飾ったりと、さまざまな工夫が光る。悪病退散の御利益があるとされる妖怪アマビエをモチーフにした作品や、紙に穴を空けて星座のようなデザインにした灯籠もある。
例年は小中学生の竹灯籠の展示や飲食の露店も出していたが、新型コロナウイルス感染防止のため規模を縮小。検温や消毒液設置などの対策を取っている。主催する市民団体「新所原を元気にする会」の山下菊大会長(46)は「作品のクオリティーが年々上がり、楽しみにしている人もいるので、中止にしたくなかった。今後も10回、20回と続けていきたい」と話した。
センターの開館時間に合わせて展示する。最終日は午後5時まで。