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【福井】地質に見る大野の歴史 郷土資料館、化石やパネルで紹介

ジャンル・エリア : イベント | 展示 | 歴史 | 福井  2020年07月30日

4億年前のハチノスサンゴの化石を手に企画展をアピールする酒井学芸員=大野市和泉郷土資料館で

4億年前のハチノスサンゴの化石を手に企画展をアピールする酒井学芸員=大野市和泉郷土資料館で

 大野市和泉地区の多様な地質を岩石や化石で紹介する企画展「地質時代と化石-大野に眠る4億年の歴史」が、同市朝日の市和泉郷土資料館で始まった。11月8日まで。

 和泉地区は、古生代から中生代までのさまざまな地層が分布し、化石も多く産出。かつて日本の陸地が大陸縁辺部に存在していたころの海と陸の歴史をひもとく重要な場所になっている。企画展では恐竜が出現する前のデボン紀(4億年前)のサンゴ礁、恐竜時代のジュラ紀(1億6600万年前)のアンモナイト、白亜紀前期(1億3000万年前)のカメ類の化石や岩石計24点とパネルで紹介している。

 最も古い化石は4億年前のハチノスサンゴの化石。同市伊勢で多く見つかる化石で、全国的にも貴重な地質年代の化石という。市教委主任学芸員の酒井佑輔さんによると展示された化石は大陸のプレート運動で遠洋から運ばれてきたもので、4億年前に現地がサンゴ礁がいる海洋だったわけではないという。実際に触れる化石も展示している。

 酒井さんは「展示を見ながら大野が珍しい地質と化石の宝庫であることや、トンネル工事などがきっかけとなって化石が発掘される面白さを知ってほしい」と話した。

 8月1日、8日の午前11時から正午に酒井さんのギャラリートークがある。8月の毎週土、日曜日には特殊な粘土を使った化石のレプリカづくり体験もある。いずれも申し込み不要で、入館料(300円、大野市民、中学生以下無料)だけで参加できる。 (山内道朗)

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