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【石川】黄色の大輪 30万本 小松・瀬領 ヒマワリ畑見頃

ジャンル・エリア : 石川 | 自然 |   2020年07月30日

一面に広がるヒマワリ=小松市瀬領町で

一面に広がるヒマワリ=小松市瀬領町で

 南加賀最大の広さを誇る小松市瀬領町のヒマワリ畑で、黄色の大輪が見頃を迎えている。約30万本が畑一面を鮮やかに染め、訪れた人の心を癒やしている。8月初旬に満開になる見込みで、中旬ごろまで楽しめるという。

 同市の波佐谷校下公民館の早瀬佐俊館長(63)とJA小松市青壮年部瀬谷支部が、新たな観光スポットにしようと昨年、耕作放棄地を花畑に変えた。今年は昨年の倍となる約2万平方メートルに広げ、30万粒を植えた。

 ヒマワリは高さ1.5メートルほどの背丈の低い品種。早瀬館長によると、今年は天候に恵まれず、生育が遅れている。現在は花の向きもさまざまだが、満開になるにつれ、白山の方に向きをそろえて咲くようになるという。

 来年は畑をさらに約3万平方メートルに広げる予定。早瀬館長は「新型コロナウイルスの影響で良いことが少ない。ヒマワリ畑を見た人がなごみ、元気を出してくれたら」と話している。(坂麻有)