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【滋賀】城のリユース企画展 安土城考古博物館

ジャンル・エリア : | 展示 | 歴史 | 近畿  2020年07月31日

安土城跡から出土した軒丸瓦(左)と、大溝城跡から出土した瓦

安土城跡から出土した軒丸瓦(左)と、大溝城跡から出土した瓦

 県立安土城考古博物館(近江八幡市安土町下豊浦)で、企画展「お城のリユース 信長・光秀・秀吉・家康」が開かれている。歴代の天下人が築いた城を、リユースの視点でたどる試み。発掘調査で出土した資料255点を交え、城の遺構やリユースされて残存する建物などを写真パネルで紹介している。(松瀬晴行)

 戦国時代、近江では大小1300もの城が築かれたとされる。同館学芸課の藤崎高志主幹によると、築城するためには、大量の建築資材の確保が必要なのに加えて、宮大工ら技術者の動員も容易ではなく、できるだけ早く城を築くには、既存の建物や資材の再利用が欠かせなかった。このため廃城になると、資材は別の城や寺社で再び使われた。

 展示の一例では、安土城跡から出土した瓦と、織田信長のおい・津田信澄(のぶずみ)の居城だった大溝城跡(高島市)から出土した同じ文様が描かれた瓦を並べて、関連性を紹介。大溝城の天守の建材や瓦は、さらに水口岡山城(甲賀市)でもリユースされたことを伝えている。

 藤崎主幹は「資料やパネルを見て、実際に現地へ行ってみようと思うきっかけになれば」と期待する。

城がリユースされた流れを紹介する資料や写真パネル=いずれも近江八幡市安土町下豊浦の県立安土城考古博物館で

城がリユースされた流れを紹介する資料や写真パネル=いずれも近江八幡市安土町下豊浦の県立安土城考古博物館で

 企画展は9月13日まで。午前9時~午後5時。大人600円、高校、大学生360円。小中学生と、県内の65歳以上、障害のある人は無料。休館は8月31日と9月7日。(問)博物館=0748(46)2424

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