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【愛知】老舗の土産をクラウドサイトで 自慢の品詰め合わせ販売

ジャンル・エリア : グルメ | 愛知  2020年08月07日

コロナ禍で苦しむ名古屋の観光業の支援に取り組む山本屋総本家の町田社長=中日新聞社で

コロナ禍で苦しむ名古屋の観光業の支援に取り組む山本屋総本家の町田社長=中日新聞社で

 名古屋地区の老舗の土産メーカー5社が、自慢の品を詰め合わせた土産品セットを商品化し、5日からインターネットのクラウドファンディング(CF)サイトを通じて販売を始めた。売り上げの一部は県の「ふるさとあいち応援寄付金」に寄付し、コロナ禍で打撃を受けている地元観光業の支援に役立ててもらう。17日までで、土産品がなくなり次第終了する。

 5社は青柳総本家(名古屋市)、ナカモ(清須市)、なごやきしめん亭(一宮市)、妙香園(名古屋市)、山本屋総本家(同)。

 感染拡大で観光客の足が遠のき、各社とも売り上げは激減。逆境が続く中、「地元と歩んできた土産メーカーだからこそ地域を支えたい」との思いで一致し、「ナゴヤ戦隊みやげんじゃー実行委員会」を立ち上げた。それぞれ人気の土産品を持ち寄り、CFサービス「Makuake(マクアケ)」を活用することにした。

 販売するのは、ういろう(2種類)、みそ、きしめん(3人前)、ほうじ茶(500ミリリットル)・ほうじ茶入りくず湯(6袋)、どて煮(200グラム)のセット。500セット限りで先着100セットまでは4200円(税、送料込み)、その後は4500円(同)。

 販売初日に実行委を代表して山本屋総本家の町田深幸(みゆき)社長(44)が中日新聞社を訪れ、「コロナの影響で帰省できない皆さんにもふるさとの味を満喫してもらえたら」とPRした。(問)実行委事務局(中日新聞ビジネス開発部内)=052(221)1865

 (小松原康平)