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【三重】珍しい魚「インドアカタチ」を志摩マリンランドで展示

ジャンル・エリア : テーマパーク | 三重 | 水族館 | 生き物  2020年09月03日

志摩近海では珍しいインドアカタチ(左)と枯れ葉のように見えるナンヨウツバメウオ=志摩市の志摩マリンランドで

志摩近海では珍しいインドアカタチ(左)と枯れ葉のように見えるナンヨウツバメウオ=志摩市の志摩マリンランドで

 志摩市阿児町の賢島にある水族館「志摩マリンランド」は、志摩近海では珍しい魚「インドアカタチ」を、珍しい魚をピックアップしたコーナー「飼育員のイチオシ水槽」で展示している。

 赤い体と背びれの斑紋が特徴で、砂の中に身を隠し、頭だけを出す性質があるという。展示しているインドアカタチは南伊勢町の釣り客が見つけたが、東シナ海、南シナ海などに生息し、日本では土佐湾などで見られる。

 飼育員の杉山弘樹さんは「館内の職員もみな初めて見たという魚。水槽でもひょっこり顔を出すほかは、じっとしています」と話す。

 別のコーナーでは、枯れ葉のように見える「ナンヨウツバメウオ」の幼魚も展示している。幼魚は三角形の枯れ葉のような姿だが、全長45センチほどの成魚になると、丸い形になるという。(問)志摩マリンランド=0599(43)1225

 (山村俊輔)