ジャンル・エリア : テーマパーク | 富山 | 自然 | 花 2020年09月28日
環境省などの準絶滅危惧種に指定されている植物、ミズアオイが県中央植物園(富山市婦中町上轡田)で見頃を迎え、鮮やかな青紫色の花が来場者の目を楽しませている。
ミズアオイは9月から10月ごろに直径3センチほどの青紫色の小さな花が何輪か連なるように咲く。園によると、以前は沼地や水田などで見られた身近な花だったが、雑草として駆除されたことなどが原因で激減した。現在は環境省と県のレッドデータブックで準絶滅危惧種に指定されている。
園内の入り口からサンライトホールへつながる通路で観賞できる。園の職員は「青紫色の花は鮮やかできれいなので、ぜひ見に来てもらえたら」と話した。
園内ではフローラルステージでも色鮮やかな植物が100種類ほど植えられ、こちらも見頃を迎えている。入園料は大人500円。午前9時~午後5時(入園は午後4時半まで)。毎週木曜休園。(長森謙介)