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【滋賀】県内33蔵ブレンド純米酒、1日発売 10日、一斉乾杯呼び掛け

ジャンル・エリア : イベント | グルメ | 近畿  2020年10月01日

県内の33蔵の酒をブレンドした限定の純米酒=県庁で

県内の33蔵の酒をブレンドした限定の純米酒=県庁で

 県酒造組合が「日本酒の日」である1日に、加盟する県内の33蔵の酒をブレンドした純米酒を、限定で発売する。10日夜には「滋賀地酒1万人乾杯プロジェクト」をオンライン上などで開催予定で、限定酒を片手に一斉に乾杯することを呼び掛けている。

 6年目となる一斉乾杯のプロジェクトは、新型コロナウイルス対策として、動画投稿サイト「ユーチューブ」の配信映像の視聴や、会員制交流サイト(SNS)の投稿を通じ、家庭からオンライン上での参加も推奨する。従来通り、飲食店からの参加も可能で、参加店舗を同組合のホームページで公開している。

 限定酒は、家庭で少人数でも楽しめるサイズとして1本300ミリリットルで、約9千本を製造した。税別500円で、県内の平和堂、丸善、セブン-イレブン、ローソンで販売する。

 県酒造組合の喜多良道会長は「個性豊かな33蔵の酒をブレンドし、コクはあるが飲みやすく、バランス良く仕上がった」と満足げ。コロナの影響で、県内の日本酒の出荷量は前年割れが続いている状態というが、「一斉乾杯を再スタートとして、今年の酒造りを元気よくできるよう盛り上げたい」と話した。

 今年の一斉乾杯は、10日午後7時半。例年、ホテルなどで行っている乾杯イベントは開催せずに、午後7時から同8時まで、ユーチューブで、酒蔵や飲食店と中継し、3日月大造知事が乾杯の発声をする映像を配信する。(芳賀美幸)