ジャンル・エリア : イベント | グルメ | 愛知 | 歴史 2020年10月05日
美浜町小野浦の観光施設「食と健康の館」で、同館の15周年を記念したイベントが開かれている。小野浦と縁があるシンガポールの料理や物産展などを楽しめる。11日まで。6日休館。
シンガポールは、小野浦出身の船乗り「音吉」が同国に定住した日本人第1号であるなどの縁がある。イベントではココナツミルクや砂糖などで作る「カヤジャム」を使ったカヤトーストや、シンガポールのチキンライスなどを提供。物産展では紅茶やマーライオンの形をしたチョコレート、雑貨など現地で売られている物を取りそろえた。
また、小野浦地区を散策して謎解きを行う企画もあり、正解者にはプレゼントも。11日にはツメタガイの詰め放題などの催しも行われる。中川喜義さん(69)は「シンガポール料理を楽しんで、小野浦の歴史や背景も来て感じてもらえたら」と話す。 (鈴木佐歩)