ジャンル・エリア : 石川 | 自然 | 花 2020年10月06日
小松市津波倉町の県道小松山中線の津波倉東交差点付近の畑で、コスモスが見頃を迎えている。県内最大の畑を目指して整備した1万平方メートルの畑一面に、ピンクや白のコスモスが咲き、秋風に揺れている。
昨年から、地元農家などでつくる同市津波倉町環境保全会が、耕作放棄地だった場所にコスモス畑を作っている。今年は面積を増やし5、6月に計11キロの種をまき、手入れしてきた。8月下旬から花が咲き始めて、現在は七分咲き。20日ごろ、満開になる予定。
今年から、自宅などでも楽しんでもらうため、訪れた人はだれでも花を自由に摘んで持ち帰ることができる。4日には景色を眺められるよう、同町の大工川田文雄さんが作った木製ベンチ3台を畑の前に設置した。
保全会の百井和義事務局長(69)は「自然の中に咲くコスモスを見て癒やされてほしい。持ち帰って多くの人に楽しんでもらいたい」と話した。(井上京佳)