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【三重】五桂池でミカン狩りを 10日開始、出来は昨年より甘く

ジャンル・エリア : グルメ | 三重 | 特産  2020年10月07日

実を数える五桂池みかん狩り部会のメンバー=多気町の五桂池ふるさと村で

実を数える五桂池みかん狩り部会のメンバー=多気町の五桂池ふるさと村で

 多気町の農業観光施設「五桂池ふるさと村」で6日、観光農園を管理する「五桂池みかん狩り部会」やJA多気郡職員らが今年のミカンの出来を確かめた。ミカン狩りは10日から11月末まで。

 ミカン狩りは1973(昭和48)年に始まり、現在は7園計3ヘクタールで毎年、行われている。3000本を部会のメンバー5人が育てており、「極早生(わせ)」と「早生」の2品種がある。

 メンバーらは木1本になった実を数え、各園から無作為に取った実の糖度や酸度を調べた。今年は長梅雨や猛暑の影響で実の数は少なく、1本当たり平均150個ほどだが、糖度と酸度のバランスを示す甘味比は10~12%で、昨年より甘く仕上がったという。川合嘉久部会長(69)は「五桂池の風景と秋の味覚を楽しんでほしい」と話す。

 入園料は中学生以上が1200円で、3歳以上が1000円。2キロのお土産付き。(問)ふるさと村=0598(39)3860 (清水悠莉子)