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【石川】秋空の下 非“密”のにぎわい キッチンカーやパフォーマンス 金沢の広場や緑地 生かす

ジャンル・エリア : まちおこし | イベント | グルメ | 石川  2020年10月07日

金沢駅西広場で出店したキッチンカーで買った食事を楽しむ市民=金沢市広岡で

金沢駅西広場で出店したキッチンカーで買った食事を楽しむ市民=金沢市広岡で

 金沢市内の広場や緑地などの公共空間の日常的な活用を目指す取り組みの一環「マチノバ・カナザワ2020」が市内5カ所の広場などで開かれている。 (小川祥)

 市は1日から30日までの1カ月間、市内の金沢駅西広場、東山河岸緑地、香林坊にぎわい広場、むさしクロスピア、香林坊パセオの5カ所にいすや机を設置。ハンバーガーやカレーなどを販売するキッチンカーや市民によるライブパフォーマンスを楽しむことができる場を設けることで、公共空間のにぎわいの創出を目指す。現在、18社が応募しており、日替わりで出店する予定。

 5日には、昼食を買い求めに来たサラリーマンや家族連れが金沢駅西広場を訪れ、キッチンカーで購入した昼食をベンチで食べながら談笑していた。

 目当てのハンバーガー店が出店していたことから訪れたという、金沢市大桑の会社員(48)と妻(41)は「感染症対策もしながら広々とした空間で風を感じながら食べられるのは最高」と話し、「金沢の玄関口の広場を活用することで、またさらに人が集まるので、これからも続けてほしい」と期待を寄せた。

キッチンカーで昼食を買い求める会社員=金沢市広岡で

キッチンカーで昼食を買い求める会社員=金沢市広岡で

 市は、現在も出店したり、パフォーマンスしたりする人を随時募っている。市企画調整課の担当者は「新しい生活様式にもマッチする取り組みになっている。秋空の下で心地よさを楽しんでもらえたら」と話した。