ジャンル・エリア : グルメ | 特産 | 石川 2020年10月14日
県産の五郎島金時を使ったスイーツが楽しめる「おさつスイーツ工房 おいも家(や)」が、金沢市の近江町市場にオープンした。焼き芋や芋けんぴからプリンやモンブランまで、芋づくしの商品が並ぶ。
名物はサツマイモのモンブラン「おいもんぶらん」。蜜漬けの芋とクッキーやアイスの上に、専用の器具で五郎島金時のペーストを細く絞り出し、トッピングしている。注文が入るたびに客の前で作る。
通年で扱う五郎島金時のほか、季節によって安納芋や紅はるかを使った焼き芋も販売。焼き芋をペースト状にして混ぜた「おいもプリン」も人気という。
店を運営するのは金沢、白山両市で居酒屋やおでん店を展開する「かち組カンパニー」(白山市)。スイーツ店の出店は初めて。10日にオープンし、幅広い世代が訪れている。
石野心平店長(26)は「五郎島金時は今が旬。地元の人に気軽に立ち寄ってもらえる店にしたい」と話す。
おいもんぶらんは1個980円、おいもプリンは1個390円(いずれも税込み)。(問)おいも家076(208)4437
(戎野文菜)