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【岐阜】和紙あかりアート、名勝にほんのりと 美濃で展示始まる

ジャンル・エリア : イルミネーション | 展示 | 岐阜 | 神社・仏閣 | 芸術  2020年10月19日

あかりアートと緑のモミジの対比を楽しむ見物客=美濃市大矢田の大矢田神社で

あかりアートと緑のモミジの対比を楽しむ見物客=美濃市大矢田の大矢田神社で

 「第27回美濃和紙あかりアート展」(美濃市観光協会、実行委主催、中日新聞社など後援)の一般部門の作品の展示が18日、市内の大矢田神社、小倉公園、川湊公園の3カ所で始まった。

 例年は10月第2週の土日に市街地のうだつの上がる町並みに作品を並べるが、今年は新型コロナウイルス感染拡大で取りやめになり、代わりに市内の名勝に分散して展示した。

 大矢田神社では楼門を挟んだ参道約100メートルに56作品が並んだ。午後4時に作品の明かりがともると見物客は写真を撮ったり、作品をじっくり鑑賞したりして緑のモミジとあかりアートの対比を楽しんでいた。

 観光の帰りに寄ったという名古屋市の男性は「作品一つ一つが奥深くメッセージ性を感じた。町並みに並ぶのとは一味違った趣がある」と話した。

 作品は24日まで展示し、午後4~9時は明かりがともる。大賞などは美濃和紙あかりアート館(同市本住町)で展示している。 (秋田耕平)