ジャンル・エリア : イベント | 展示 | 生き物 | 静岡 2020年10月21日

秋の特別展をPRするポスター
浜松市西区の浜名湖体験学習施設「ウォット」で、地域に生息する特徴的な魚や、変わった形の深海魚を紹介する企画展「秋のヘンまつり~へんちくりんすいぞくかん」が開かれている。11月29日まで。 (篠塚辰徳)
光が当たると目が赤く見え、「日本三大怪魚」の一種とも呼ばれるスズキの仲間のアカメや、ダンゴムシのような姿で、死んだ魚の肉を食べる深海生物のオオグソクムシなど19種類を展示している。
標本もあり、頭のちょうちんの光で獲物を誘うチョウチンアンコウや、敵に襲われたときなどに自分の体を切り離して逃げるリュウグウノツカイなどがある。
飼育スタッフが観賞を勧めるのは、小さな体に大きなヒレが特徴のトビウオの稚魚。名前の通り飛ぶ魚のため、水槽が狭いと壁にぶつかってしまうことがあり、飼育が難しいという。展示しているのは7~8センチの稚魚で、スタッフは「水族館で生きているトビウオを見られるのは珍しい」とPRする。

飼育が難しく、水族館で見られるのは珍しいというトビウオの稚魚=いずれも浜松市西区のウォットで
入館料は大人320円、高校生以下と70歳以上は無料。月曜休館。(問)ウォット=053(592)2880