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【福井】鉄道模型や時刻表の表紙展示も 敦賀の歴史体感「人道ウィーク」始まる

ジャンル・エリア : 乗り物 | 展示 | 歴史 | 福井 | 鉄道  2020年11月04日

トワイライトエクスプレスの模型やJTB時刻表の表紙パネルなどを展示している敦賀鉄道資料館=敦賀市港町で

トワイライトエクスプレスの模型やJTB時刻表の表紙パネルなどを展示している敦賀鉄道資料館=敦賀市港町で

 敦賀市の「人道の港 敦賀ムゼウム」リニューアル開館に合わせて、ユダヤ人難民などを受け入れ、鉄道や船が行き交った敦賀の歴史を体感する「人道ウィーク」が3日、近くの金ケ崎緑地周辺で開幕した。8日まで。

 初日はきらめきみなと館で、ポーランド孤児や子どもの人権などをテーマに話し合うシンポジウムなどが開かれた。会期を通じて、同館では今年6月に日本遺産に認定された旧北陸線鉄道遺産のストーリーに関する列車やトンネルの写真を公開。敦賀鉄道資料館ではトワイライトエクスプレスの模型やJTB時刻表の表紙パネルなどを展示している。

 8日午前10時からは鉄道トンネル探究家と、市のもうひとつの日本遺産である北前船の専門家による講演がきらめきみなと館である。7、8日両日はヒップホップや民謡など多彩なジャンルのライブがある音楽祭や、ポーランドや中東料理など国際色豊かなグルメと地元特産品が味わえる食のイベントがそれぞれ金ケ崎緑地で開かれる。

 新型コロナウイルス感染対策のため、イベントに参加するには「人道ウィーク」ホームページで氏名や住所の事前登録が必要。各会場の受け付けでも登録できる。 (高野正憲)