ジャンル・エリア : 乗り物 | 城 | 富山 | 紅葉 2020年11月17日
国史跡・高岡城跡(高岡古城公園)のお濠(ほり)を巡る遊覧船の秋季運航が始まり、好天に恵まれた15日は多くの観光客が乗船。紅葉が彩る公園の眺めを楽しんだ。運航は30日まで。
新型コロナウイルス感染症対策として、1回の乗船人数を通常の半分に抑え、ライフジャケットも毎回、消毒している。市民に、近場の古城公園の魅力を再発見してもらおうと、市内の保育園や幼稚園、こども園に無料乗船券を配布した。
遊覧船事業は高岡商工会議所の主催。遊覧コースは池之端乗船場から乗船し、朝陽橋の下をくぐって、築城当時の石垣の石積みを見学してUターンして本丸橋を回って戻る約1.5キロ。遊覧時間は約25分間。
赤や黄色の紅葉が見ごろで、船頭の石坂桂一さん(73)は「初日の14日の乗船は約150人だったが、15日は300人ぐらいかな。Go To トラベルのクーポン利用もあり、子ども連れも多かった」と話す。
遊覧船は利長号と利常号の2隻。平日は1隻のみ運航。運航時間は午前10時~午後4時(最終便は午後3時半発)。乗船定員は大人6人と子ども2人程度。乗船料金は中学生以上は700円、3歳以上から小学生は200円、3歳未満は無料。(武田寛史)