ジャンル・エリア : グルメ | 特産 | 甲信越 2020年11月20日
上伊那産の牛乳と卵を使ったプリンを製造販売する南箕輪村の温泉施設「大芝の湯」が、伊那市高遠町の和菓子店「老舗亀まん」のこしあんを組み合わせた新商品「ミルクあんこプリン」を開発、21日に発売する。 (中沢稔之)
こしあんをプリンに合う軟らかさに加工して載せ、舌触りも滑らか。食味のアクセントに大鹿村で生産される「山塩」を練り込んだ小さなキューブ状のようかんを入れ、あんこのうまさを引き出した。
地元産の食材と組み合わせたコラボ商品は10品目。大芝の湯管理課長の原賢三郎さん(42)は「甘みの調整に苦心し、開発に3カ月かかった。ようやく納得のいくものが出来上がった」。亀まん専務の平沢源司さん(34)も「うちのあんこは特徴的で何かと合わせるのは難しいと思っていたが、想像以上においしい」と太鼓判を押した。
21日からの3連休は大芝の湯と、道の駅大芝高原内にある味工房、亀まんの本店、支店(伊那市日影)の計4カ所で販売する。
価格は1個税込み420円だが、21、22両日は発売記念特別価格として税込み360円で提供する。