ジャンル・エリア : 甲信越 2012年10月24日

鮮やかなつるし飾りで彩られた旧竹村家住宅=駒ケ根市赤穂で
駒ケ根市赤穂にある国の重要文化財「旧竹村家住宅」の室内で、着物の生地で作った手まりや動物などのつるし飾りが展示され、江戸時代の風情を漂わせる古民家によくマッチしている。
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地元の公民館を拠点に飾りを制作している女性グループが、使わなくなった生地で丸みを帯びた愛らしい人形約4000個をこしらえ、18畳ほどの部屋いっぱいに糸で天井からつるした。
小さな野菜の飾りもあり、訪れた人たちはそっと手に取り、細部まで見入っていた。地元の女性(68)は「自分も作ってみようと思い、勉強のために来ました。手作りで同じものが一つもないのがいいですね」と笑顔を見せた。
11月11日まで。入場料は高校生以上200円、小中学生100円。
(小沢徹)