ジャンル・エリア : 神社・仏閣 | 芸術 | 近畿 2021年01月04日
今年の干支(えと)の丑(うし)にちなんだ氷の彫刻が、長浜市宮前町の長浜八幡宮の拝殿に飾られ、牛をモチーフにした大作が初詣客の注目を集めている。
新春恒例の展示。昨年の大みそかに、日本氷彫刻会の会員4人が約7時間かけて製作した。氷彫刻全体の高さは、土台からしめ縄までで約2.5メートル。凜(りん)として立つ牛の背中に、しめ縄と「2021」の文字が彫られている。
拝殿にある鈴は、さい銭を投げて当たると今年1年が幸せになるとされる。参拝者は願いを込めながら鈴鳴らしに挑戦していた。家族3世代で初詣に来た市内の男性(33)は「コロナが早く収まりますように」と願ったという。
彫刻の展示は、氷の解け具合による。 (石曽根和花)