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【愛知】めでたい金色の御朱印 豊田・高月院、新年に合わせ登場

ジャンル・エリア : サブカルチャー | 愛知 | 文化 | 歴史 | 神社・仏閣  2021年01月06日

新たに配布する金色の三つ葉葵の御朱印(右端)と、これまでの3色=豊田市松平町の高月院で

新たに配布する金色の三つ葉葵の御朱印(右端)と、これまでの3色=豊田市松平町の高月院で

 徳川家康の源流に当たる松平家の菩提(ぼだい)寺「高月院」(豊田市松平町)は元日から、徳川の家紋「三つ葉葵(あおい)」を金色であしらった御朱印を1枚500円で配布している。これまでは赤、黒、緑の3色だった。

 はがき大で、家紋の上には松平家の初代・親氏(ちかうじ)が天下太平を祈念し使ったとされる願文の一節「天下和順(てんげわじゅん)」の文字が入っている。裏はシールで、御朱印帳に貼り付けやすくした。

 高月院は江戸時代から徳川家に保護され、現在の本堂など主要な建物は3代将軍の徳川家光によって建立された。長年の風雨で山門などが損傷し、修繕費に充てるため、2020年4月から4万枚を目標に御朱印を配り始めた。これまでに3色計2000枚配布してきたが、新年に合わせて金色を加えた。

 田中顕雄副住職(47)は「コロナ禍で大変な世の中だが、御朱印で親氏公の言葉を感じ、心と体を平穏にしてほしい」と話した。 (小野開栄)