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【福井】巨大鬼面に疫病退散の願い込め 福井の和田八満宮

ジャンル・エリア : オブジェ | 神社・仏閣 | 福井  2021年01月26日

青空の下、雪が残る境内にお目見えした巨大な鬼の面をくぐる園児たち=福井市の和田八幡宮で

青空の下、雪が残る境内にお目見えした巨大な鬼の面をくぐる園児たち=福井市の和田八幡宮で

 2月2日の節分を前に、巨大な鬼の面が福井市和田3の和田八幡宮にお目見えした。

 高さ5メートル、幅3.5メートルで、1989(平成元)年から毎年設置している。「鬼は外、福は内」に合わせ、例年は境内の出入り口に赤鬼と青鬼、黄鬼、本殿前にお多福を置いているが、宮司の宮城壹(はじめ)さん(71)の「福と一緒にコロナも招かないように。まずは収束」との思いから、お多福は設置しなかった。鬼の口には「疫病退散」の文字が入った特製の布マスクを取り付けた。

 青空が広がった25日は近くの和田こども園の年長児ら20人が散歩に訪れ、「鬼だ」と声を上げながら赤鬼の面をくぐっていた。設置は2月10日ごろまで。

 2日の節分当日は鬼の目に仕込んだ電球を光らせるほか、福引抽選会もある。例年実施している豆まきは行わない。 (山田陽)