ジャンル・エリア : 神社・仏閣 | 花 | 近畿 2021年01月28日
近江八幡市の沙沙貴神社で、ロウバイの花が見頃を迎え、薄黄色の花が甘い香りを漂わせている。
中国原産の落葉樹。光沢のある花びらがろう細工のようで、ウメの花に似ていることが名前の由来とされる。
境内には、早咲きの「素心(そしん)ロウバイ」と遅咲きの「満月ロウバイ」の2種類が計20本植えられている。
岳(おか)郁美禰宜(ねぎ)(51)は「見頃は2月上旬までだが、今は2種類ともきれいな状態で楽しめる」という。
参拝者らは写真を撮ったり、顔を寄せて香りを楽しんだりしていた。大阪府八尾市の看護師(65)は「甘いけれど強くて刺激的。記憶に残る香りですね」と笑顔で話した。 (横田信哉)