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【愛知】ひな飾りで癒やされて 津島の重文・堀田家住宅で展示

ジャンル・エリア : 展示 | 工芸品 | 愛知 | 文化 | 歴史  2021年02月08日

堀田家の分家に贈られた大正期の御殿飾り=堀田家住宅で

堀田家の分家に贈られた大正期の御殿飾り=堀田家住宅で

 地域に残るひな飾りなどを紹介する企画展が、津島市南門前町1の堀田家住宅(国重要文化財)で開かれている。3月7日まで。

 ひな飾りはいずれも市が所有。津島の富商として知られる、堀田家の分家に贈られた大正期の御殿飾りや、面長の顔が特徴の享保びななどを展示。紙で作った男女一対のひな飾り「紙びな」も紹介されている。

 また、鉄道経営などに力を入れた堀田家の堀田広之(1887~1962年)が収集した世界の絵はがきも展示。大正期に世界一周中の義理の兄から贈られてきた、イタリア、スイスなどの絵はがきや、国際郵便でのやりとりも公開されている。

 主催する津島市教委の担当者は「落ち着いた空間でひな飾りを見てリラックスし、絵手紙で少しでも旅行気分を感じてもらえれば」と語った。

 土、日、祝日のみ観覧可能。一般300円、小中学生100円。(問)津島市教委社会教育課=0567(55)9421

 (深世古峻一)