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【愛知】神社巡りアプリが案内 「おかまいり」 愛知県岡崎市

ジャンル・エリア : 愛知 | 歴史 | 神社・仏閣  2021年02月18日

一番に訪れた六所神社=いずれも愛知県岡崎市で

一番に訪れた六所神社=いずれも愛知県岡崎市で

 新型コロナウイルスのせいで飲みにも行けない、東京や関西に遊びにも行けない。愛知、岐阜両県が国の緊急事態宣言の対象になり、じっと我慢の生活が続く。一方、新聞やテレビでは、医療関係者が高齢者らに対し、感染を恐れて外出を控えすぎると健康によくないと指摘し、日に当たる散歩などを勧めている。

 じゃあ、散歩に出掛けてみようか。名鉄が展開するウオーキング企画の中で、開催日時が特定されていない「沿線お散歩コース」がよさそうだ。これなら、ホームページで地図を印刷して一人で歩くだけだ。愛知県岡崎市の「おかまいり 岡崎12社」の前半コースを選択した。江戸後期に盛んになった城下の神社を巡るルートで、前半は7社を回る2時間のコースだ。

 当日は曇ってはいたが寒くなく、ウオーキング日和。下調べで、観光アプリ「おかまいりナビ」が入ったスマートフォンが、市観光協会の籠田観光案内所で借りられることが分かり、まず向かった。

 協会職員にスマホを見せてもらう。カーナビと同じように地図上に道順が示されるほか、音声で道案内があり、寺社や飲食店なども音声で紹介してくれる。岡崎12社を巡るコースを選び、最も近い神社から反対回りに7つを回ろうと考えたが、まだ実証実験段階のため、一番から順番にしか動かないという。六所神社から始めることにした。

 安産祈願の神社らしいが、お願いすることがないので、おさい銭を入れ、健康を祈っておいた。神社を出ると間もなく「次は恵美須神社です」と音声が流れる。続けて神社の歴史が数十秒。少し気が早いと思うが、まあいいか。左折すべき角に来ると「左方向です」と教えてくれ、画面には常に「○○まで△分□キロメートル」と出ている。改善点はあるが、ウオーキングのお供に便利なアプリだ。

「おかまいりナビ」の画面

「おかまいりナビ」の画面

 築山稲荷大明神、岡崎天満宮…と順に、住宅街や小高い丘を歩き、最後の7社目が平安時代の陰陽師(おんみょうじ)、安倍晴明を祭る晴明神社。街中の小さな神社で、ここまでちょうど2時間。いい運動になった。

 帰ろうと名鉄東岡崎駅まで戻ると、徳川家康公像が見えた。馬に乗った25歳の雄々しい家康。2019年秋にできたばかりだという。23年にはNHK大河ドラマ「どうする家康」が放送される。岡崎は盛り上がるだろう。

 ふと、歩数計を見ると1万9966歩だった。よく歩いたと思う。しばらくは家康公にならって我慢を続けながら、健康にも気を付けて生活しよう。 (金森篤史)

 ▼ガイド 名鉄のウオーキング企画は、同社ホームページ内の「電車沿線ハイキング」コーナーに複数ある。従来のコースは新型コロナで休止中。「おかまいりナビ」を含めた岡崎市内の観光情報は市観光協会へ。(電)0564(64)1637

(中日新聞夕刊 2021年02月18日掲載)

新しい岡崎市の象徴、徳川家康公像

新しい岡崎市の象徴、徳川家康公像

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