ジャンル・エリア : 福井 | 自然 | 花 2021年02月19日
春の訪れを告げる花マンサクが福井市城戸ノ内町の一乗谷朝倉氏遺跡で見ごろを迎えている。18日は雪が降ったり晴れ間が見えたりと目まぐるしく天気が変化する中、黄色く細長いかれんな花が雪化粧していた。
朝倉氏遺跡保存協会の岸田清会長(73)によると、今年は2月の初めごろから咲き始め、今が満開。3月中旬ごろまで楽しめそう。
一乗谷川の両岸に8本あり、黄色の濃さは異なる。1月の大雪で完全に埋もれてしまった木もあったが、雪が解けると開花した。岸田さんは「大雪にも負けない生命力。人間もコロナに負けるなと自然の力で教えられた」と感心していた。 (成田真美)