ジャンル・エリア : イベント | 富山 2021年02月22日
段ボールで作られた巨大な迷路が今年も富山市総曲輪のグランドプラザにお目見えし、週末には大勢の子どもたちがゴールを目指して楽しんだ。28日まで設置されている。入場無料。
段ボール迷路は2014年から始まり、今年で8年目。約250個の段ボールで作られ、長さが約18メートルと20メートルの長方形。4人がかりで4日間かけて作られた。当初は19日の開設予定だったが、雪の影響で1日延期された。
スタートからゴールまでのルートは一つしかなく、子どもたちは行き止まりで戻るなど悪戦苦闘。出口にたどり着くと歓声を上げて喜んだ。開設初日の20日に家族で訪れた高岡市木津小学校1年の児童(6つ)は「道を間違えて難しかったけど、すごく楽しかった」と笑顔で話した。
今年は新型コロナウイルス感染対策のため、出入り口を一つにし、検温、消毒を徹底し、利用者の名簿も作成した。グランドプラザの担当者は「子どもたちは外で遊べず我慢を強いられていた。思いきり遊んでもらいたいし、毎年実施することで、少しでも日常を感じてほしい」と呼び掛けた。
迷路の利用は月−金曜の午後1~4時、土日祝日の午前10時~午後4時。年齢制限はない。(長森謙介)