ジャンル・エリア ： 展示 | 愛知 | 歴史　 2021年03月03日

会場に並ぶ新聞切り抜き作品＝豊橋市松葉町のこども未来館ここにこで

　子どもたちが興味を持った新聞記事を模造紙に貼り、オリジナルの紙面を作る「新聞切り抜き作品コンクール」（中日新聞社主催）の優秀作品展が、豊橋市松葉町のこども未来館ここにこで開かれている。１４日まで。入場無料。中部９県の児童、生徒とその家族から計４２４７点の応募があった。会場には、入賞１２２点のうち、最優秀賞の「中日大賞」など、三河地方からエントリーされた入賞作を中心に計約３０点が並ぶ。

　小学５・６年の部で入賞した豊橋市中野小の児童（１１）は戦争がテーマ。戦後７５年の節目となった昨年夏に掲載された戦争体験者や継承活動の記事のほか、自衛隊の中東派遣に関する記事もまとめた。

　展示を担当する中日新聞ＮＩＥ事務局のコーディネーター岩井伸江さん（６３）は「環境や社会に目を向けた子どもたちの力作が並ぶのでぜひ見てほしい」と呼び掛けた。１３日午前１０時からは、ここにこで、岩井さんらが指導する新聞切り抜き作品教室がある。（問）ここにこ＝０５３２（２１）５５２７

　（斎藤徹）

　◇県内での今後の作品展の予定　４月９～１８日、一宮市立中央図書館▽５月１４～３０日、県図書館▽７月２１日～８月２日、鶴舞中央図書館