ジャンル・エリア : 自然 | 花 | 鉄道 | 静岡 2021年03月05日

見頃を迎えた菜の花=湖西市の前向花畑で
湖西市新所と岡崎にまたがる前向花畑で、1万平方メートルの区画に植えられた一面の菜の花が見頃を迎えている。今月中旬ごろまで楽しめ、近くを走るJR東海道線の電車との共演も見られる。
花畑を管理するNPO法人ハピネス湖西の菅沼泰久理事長(44)によると、秋の高温の影響で年末ごろから咲き始め、例年より長期間咲き続けている。約1年前に建てたやぐらの近くにも種をまき、花を上から見渡せるようにした。市のふるさと納税で畑の区画のオーナーになった人を紹介する看板3枚も立てられている。
よく晴れた2月末の日中には、親子連れやカップルらが訪れ、ミツバチや貨物列車が通過する様子とともに写真に収めていた。菅沼理事長は「会員制交流サイト(SNS)で写真が紹介される機会が増え、知名度が上がってきていると感じる」と話していた。
(鈴木太郎)