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【愛知】深海の神秘「リュウグウノツカイ」剥製展示 碧南海浜水族館

ジャンル・エリア : 展示 | 愛知 | 水族館 | 生き物  2021年03月12日

全長2.65メートルあるリュウグウノツカイの剥製=碧南市浜町の碧南海浜水族館で

全長2.65メートルあるリュウグウノツカイの剥製=碧南市浜町の碧南海浜水族館で

 碧南市浜町の碧南海浜水族館で深海魚「リュウグウノツカイ」の剥製の展示が12日から始まる。同館では初めて。常設する予定。

 全長は2.65メートルあり、体色は銀白色で、背びれなどは朱色。昨年1月10日に富山県入善町の海岸に打ち上げられ、魚津水族館(富山県魚津市)が冷凍保存していたのを譲り受けた。長野県松本市の業者に剥製作業を依頼した。

 リュウグウノツカイは、体を左右にくねらせて泳ぐ。水深200メートル以上の深海ですごしており、目撃情報も希少で生態は詳しく分かっていないという。「謎に包まれた神秘的な存在」と掲示して紹介する。

 担当の生田春幸飼育員(49)は「名前は知られていても、本物を見たことがある人は少ないと思うので、ぜひ見に来て」と話す。 (福沢和義)