ジャンル・エリア : 乗り物 | 富山 | 海 2021年03月12日
氷見の回遊促進EV
冬期間運休していた氷見市まちなか回遊促進モビリティ「ヒミカ(HIMICA)」の貸し出しが11日、再開された。今季から上庄川に架かる長さ112メートルの斜張橋(しゃちょうきょう)「比美乃江(ひみのえ)大橋」の通行が可能になり、海岸沿いの景観をより楽しめるようになった。貸出期間は11月30日まで。 (武田寛史)
ヒミカは小型電気自動車(EV)で、4人乗り。氷見漁港場外市場「ひみ番屋街」とJR氷見駅構内の市観光協会に各2台ずつ配置され、昨年9月27日から一般の貸し出しを開始。冬期間の12月1日から運休した。
利用者から大橋の通行を要望する声があり、市が警察と相談し、走行可能になった。さらに走行エリアを栄町交差点から間島北交差点まで延伸拡大。エリア南端の市海浜植物園から北端の間島北交差点までの約4.5キロの海岸沿いルートを途中途切れることなく通行できるようになった。
運行管理している第3セクター「氷見まちづくり株式会社」の本多正樹主任マネジャーは「比美乃江大橋が通行できるようになり、これからの季節の海岸沿いルートは気持ちいいと思います」とPRしている。
貸出時間は午前9時~午後5時(最終受け付けは午後2時まで)。料金は3時間で2000円。悪天候の場合は運休。アンケートに回答すると500円の食べ歩きクーポン券を受け取れる。
貸し出しは当日の申し込みのほか、観光情報アプリ「ココシル」で事前予約も可能。(問)氷見市観光協会0766(74)5250