ジャンル・エリア : 富山 | 展示 | 文化 | 芸術 2021年04月23日
今年の干支(えと)「牛」をモチーフにした作品を並べた企画展「こどもが描くうし・ウシ・牛・丑(うし)−原始美術とポップアート−」が、富山市中央通りの美術館「ギャルリ・ミレー」で開かれている。5月30日まで。
富山市の絵画教室「大谷美術学園」に通う3歳から15歳までの子どもたち224人が制作。絵だけではなく、人が牛を描き始めた起源とされるフランスの世界遺産「ラスコー洞窟」の壁画を再現した作品など計335点を展示している。
滝川真由美ギャルリ・ミレー運営委員会事務局長は「子どもたちの表現の多様性とカラフルな色づかいを楽しんでほしい。暗いニュースが続くが、自由で鮮やかな作品を見て、明るい気持ちで春を迎えてもらえれば」と呼び掛けている。
教室の生徒の作品展示は2016年から年1回の頻度で開催している。
会期中の開館時間は毎週月曜日と5月6日を除き、午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)。入場料は大人300円、高校生・大学生は200円、中学生以下は無料。 (長森謙介)