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【岐阜】イルミネーションで地域盛り上げ 「荘川の里」5月5日まで

ジャンル・エリア : まちおこし | イルミネーション | 岐阜 |   2021年04月27日

古民家のライトアップや桜のイルミネーションが目を引く会場=高山市荘川町新渕の荘川の里で

古民家のライトアップや桜のイルミネーションが目を引く会場=高山市荘川町新渕の荘川の里で

 高山市荘川町新渕の野外博物館「荘川の里」で、住民有志によるイルミネーションイベントが開かれている。5月5日まで毎日開催し、点灯時間は午後7~8時。

 地域を盛り上げようと、初めて企画した。満開の桜や遊歩道などに約1万球の電飾を張り巡らせたほか、築200年以上の古民家などをライトアップし、幻想的な雰囲気を演出。初日の24日は地元の家族連れらが訪れ、写真撮影を楽しんでいた。

 イベントのテーマは「荘川の未来を明るく照らす~未来へつなぐ荘川のたからもの~」。県重要文化財の旧三島家住宅では、町内の子どもたちが学校の授業などで制作した版画など94点と、荘川小卒業生の山下晴彦さん=各務原市=が描いた農村風景画11点などを展示している。

 イベント実行委員長の道下智恵さん(38)は「荘川の里には、先代の人々が守り続けてきた貴重な建物が残っている。地元に住んでいてもあまり訪れる機会はないので、その価値を再確認する場にしてもらえたら」と話していた。 (横田浩熙)