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【静岡】初めまして僕「くろごま」 浜松市動物園でお披露目

ジャンル・エリア : テーマパーク | 動物 | 静岡  2021年04月27日

ミニチュアホースのくろごまと担当飼育員の神谷健治さん=浜松市西区の市動物園で

ミニチュアホースのくろごまと担当飼育員の神谷健治さん=浜松市西区の市動物園で

 浜松市西区の市動物園は25日、どうぶつガイドのイベントを開き、新入りのミニチュアホースの「くろごま」(雄、1歳)をお披露目した。来園者との触れ合いや写真撮影会をこなしたくろごまは、「たてがみと体の毛でふさふさ感が違う」「丸っこい姿がかわいい」などと声を掛けられ、早速人気者になった。

 アルゼンチン原産のファラベラという品種で、人間でいうと中高生ぐらいの年齢。担当飼育員の神谷健治さん(56)によると「食欲旺盛でちょっぴりヤンチャ」。来園者からの視線にも物おじせず、干した牧草や青草を、むしゃむしゃと一日中食べている。

 体高は65センチほどで、大型犬のゴールデンレトリバーとほぼ同じ。体高80センチ以下とされるミニチュアホースの中でも小さい部類だ。茶色くずんぐりとした見た目から「イノシシみたい」と言われることも多い。

 3月20日にオープンした動物たちと間近で触れ合える「いのちのふれあいゾーン」で会える。5月15日には2歳になる。寿命は20~30年といい、神谷さんは「今動物園に来る子どもたちが親になるぐらいまで長生きして、長く愛されてほしい」と目を細めた。 (広瀬美咲)